WHO(世界保険機構)の不妊治療の調査によると、不妊原因における男性不妊の割合は、男性のみが24%、男女共が24%と報告されています。つまりおおよそ半分に男性因子が見つかっているのです。
精液検査に問題がある場合、その後の治療方針が変わってくる事がある為、カウンセリウングを行う際、真っ先に受けて頂くようお願いしている検査が精液検査となります。
精液検査
380HKD
射精された精液から、精液量、精子の運動率、精子数、形態等を顕微鏡下で調べます。 主な精液異常所見として以下が挙げられます。
- Oligozoospermia乏精子症:精子濃度が1,500万/ml未満
- Asthenozoospermina精子無力症:運動している精子が40%未満
- Teratozoospermia奇形精子症:正常な形の精子が4%未満
- Azoospermian無精子症:精液中に精子が存在しない
精液検査は、ご自宅で採取して頂く方法と、クリニックで採取して頂く方法がございますのでご都合に合わせてお選びください。検査結果はお電話で当日、または翌日の朝にご本人様に直接連絡しており、検査結果用紙は後日クリニックにてお引き取り頂いております。
精子のDNAフラグメント検査
1500HKD
精子が酸化ストレスなどのダメージを受けると、精子のDNAが損傷することがあります。この検査ではどの程度の割合で精子のDNAが損傷しているのかを染色を用いて調べます。
精子を染色し、頭部がどの様に見えるかにより、DNAが損傷を受けているか、否かの割合を計算します。
流産を2回以上繰り返している、精液検査を受けた事があり精子の奇形率が高い、または精子の運動率が低い、等がみられた場合には適応になります。
精子のDNA検査のみ、または精液検査と同時に検査を行う事も可能となっております。
検査結果は翌日、または翌々日にご連絡しております。